那珂FC保護者のみなさまへ
松井
保護者のための観戦心得について
出張の電車の中で、たまたま牛久市内にある少年団(岡田フットボールクラブ)の代表の方と隣り合わせになりました。この代表の方とメールのやりとりのなかで、ファイル(2001/11/01付け「2001FC7秋季少年サッカー大会」開催にむけて)を頂きました。この中に以下のような保護者の試合の観戦心得が記載されておりましたので参考までお配りします。必ず以下のようにしなければならないとは考えませんが、最近のサッカーキッズに対する保護者及び指導者の心得に通じるところがありますので、ご参考いただければ幸いです。なお、この観戦心得は1個人としてお配りするもので、那珂FCとは直接関係ありません。
参考:岡田フットボールクラブのホームページ:http://plaza23.mbn.or.jp/~okada_fc/index.htm
(1)試合を見に行ってあげましょう 。
是非お父さんも見にきてください。
(2)ケガ防止のためお子さんの足と手のつめを切っておいてください。
(3)小雨・雪でも試合が行われる場合があります。
着替え・待ち時間の寒さ対策(ホカロン・手袋)など天候に応じて用意ください。
冬の練習試合ではユニフォームの下に白の長袖シャツ・手袋になります。
(4)紛失・忘れ物に注意ください。(他のチームと混同)
主な忘れ物:ボール、タオル、スネアテ、水筒、帽子など。持ち物にチーム名と氏名を記入ください。
(5)名前は敬称を略します。
○○くんでは試合中指示が伝わるのが遅れてしまいます。ご理解ください。
サッカーの試合を見るときテクニックやルールがわからないから何をどう見たら良いか、
というお父さん、お母さんのためのいわば観戦の楽しみ方です。
「子供がどれだけボールに集中し、よく動いている」かが見所です。
具体的なポイント ・ボールの行きに反応して、同じ方向に移動しているか? ・相手のボールを奪い返そうとチャレンジしているか? ・ドリブルでもシュートでも、とにかくやろうとしているか? ・失点した時にガッカリしているか? |
---|
選手・コーチ・父母の全員がサッカーのルールやマナーを知ることで、
少年サッカーを楽しめる「目」を獲得されることを期待します。
(1)試合観戦場所の厳守
応援されるエリアは原則的にはコーチが座るベンチの後方に限られます。
攻防の焦点となる両方のゴール後方には絶対に立たないで下さい。(写真・ビデオ撮影時も同様)
(2)プレー中の選手へのかけ声は"励まし"に徹しましょう
自分で判断をし、プレーをすることが、サッカーでもっとも楽しく、そして重要なことです。
外からの声で彼らの判断に圧力をかけないようにしましょう。
また自分の子供だけにならないよう、すべての子供達を応援してあげましょう。
●良くないかけ声例(選手に代わって反論してみました)
「なにやってんの」(サッカーだよ)、「しっかりしろ」(具体的に言ってくれよ)、
「大きく蹴れ」(ラグビーじゃないよ)、「けんじ・けんじ(名前の連呼)」(母さん恥ずかしいよ)
●好ましいかけ声例
「ナイスプレイ」、「○○くんナイス」、「いいよ」、「すばらしい」、「おしいよ、もう一度がんばって」、
「ドンマイ」
つまり、ほめまくるのです。プレー中に注意が必要なら、それはコーチがします。
応援者は常にプレーヤーの味方であり、お父さんお母さんはお子さんの最高のサポーターです。子供達を勇気付けるものであってほしいのです。
(3)レフェリーの判定を批判しないようにしましょう
たとえミスジャッジがあったとしても、それも含めてサッカーというスポーツなのです。
子供達がフェアプレーの精神を学ぶ妨げにならないようにしましょう。
また父兄の中には時々、「ハンドだ!」、「ファウルだ!」と声高に執拗にアピールする方がおられますが、
そのプレーをした選手以外の選手のゲームへの集中力を損ない、プレーを萎縮させてしまいます。
静観をお願いします。
(4)試合では相手のいいプレーにも拍手をしてあげましょう
試合はバトル(戦い)ではありません。相手チームは敵ではなく、サッカーを愛する仲間です。
難しいかもしれませんが、転んだ相手選手が起き上がったときなど拍手と「がんばれ」などの声援をお願いします。相手チームの良いプレーに対しても拍手をしてあげることが、子供たちにとってもいい影響を与えるはずです。
(5)勝ち負けを超えて互いに健闘を称え合いましょう
少年サッカーでは、試合終了後にそれぞれのチームが対戦相手のベンチサイドに整列して挨拶することが慣例になっています。そしてその後にそれぞれが自分たちのベンチサイドに再び整列し、挨拶します。
自分のチームの子供達にも、相手チームの子達にもかわらぬ拍手とねぎらいの言葉をかけてあげてください。
(6)試合後は楽しかったか、エキサイティングだったか、聞いてあげましょう
具体的に何が良かったか聞いてあげることで次の試合や練習への活力になります。大切なのは、勝敗よりもサッカーを楽しむことです。結果だけをとりあげると、勝敗に対するプレッシャーを与えてしまいます。
(1)競技場のラインやエリアについて
競技場(フィールド)の図1を使って説明します。
(2)ボールのアウトオブプレーについて
試合中に「今のボール出ていたわよね」といわれる方がいますがサッカーの場合は地上、空中を問わず、ボールが完全にラインを越えないとアウトオブプレー(簡単に言うと線から出た)になりません。
(図2参照)
(3)得点となる状態
試合中に「今のゴールポストに当たったあとゴールしていたのでは?」といわれる方がいますが、 アウトオブプレーと同じで地上、空中を問わず、ボールが両ゴールポストの間とクロスバー(図3
)の下でボールの全体がゴールラインを越えたとき得点になります。 (図4参照:ゴールを横からみた場合)
サッカーママ養成講座! http://www.geocities.co.jp/Athlete-Crete/4112/index.html
中根FCホームページ http://www.ne.jp/asahi/sakura/minamikaze/nakane-fc.htm
サッカー基礎編(池田書店)